滋賀で車2台を持ちやすいエリアは?駅近と郊外で変わる駐車場と暮らしを比較
滋賀で住まいを探すとき、間取りや価格と並んで地味に効いてくるのが「車を何台とめられるか」です。
滋賀は1世帯あたりの車の保有台数が全国平均を上回り、共働きの通勤や子どもの送迎で、夫婦それぞれが車を持つ「2台持ち」も珍しくありません。
ただ、2台を無理なく持てるかどうかは、同じ滋賀でも駅近か郊外かで大きく変わります。
この記事では、「車2台の暮らし」という視点で、駅近エリアと郊外エリアの駐車場事情・車での生活のしやすさを比較します。
「どちらが上」という話ではなく、暮らし方に合うエリアを選ぶための整理としてご覧ください。
滋賀は「車2台」が珍しくない
まず前提として、滋賀は車を生活の軸に置く世帯が多いエリアです。
自家用乗用車の世帯あたり普及台数は、全国平均が約1.0台(2025年3月末時点)です。
滋賀県は約1.3台(2021年時点)と、いずれの時点でも全国平均を上回る水準にあります。
近畿のなかでも上位の水準で、JRの駅周辺をのぞくと、買い物や送迎で車があると便利な場面が多くなります。
注目したいのは、同じ県内でも市町によって保有台数の差が大きいことです。
滋賀県の資料(2021年時点)では、保有台数の傾向は次のように分かれます。
郊外の町ほど多い:竜王町は1世帯あたり約1.9台、日野町は約1.8台と、「2台持ち」が標準に近い水準です
駅・バスが充実した都市部は少なめ:大津市は約1.0台、草津市は約1.1台と、1台を中心にした暮らしが成り立っています
共働きで通勤先が別々だったり、保育園や習い事の送迎が重なったりすると、2台目が活躍する場面は多くなります。
滋賀では保有車両に占める軽乗用車比率が4割超で、維持費を抑えやすい2台目として軽自動車が選択肢になりやすいのも特徴です。
駅近と郊外で「2台持ちのしやすさ」はこう変わる
車2台の視点で見ると、駅近エリアと郊外エリアでは前提がかなり違います。
| タイプ | 代表エリア | 敷地内に2台分 | 月極を借りる場合 | 車での暮らしやすさ |
|---|---|---|---|---|
| 駅近(市街地) | 大津・草津・守山などの駅周辺 | マンションは1台分が基本 | 必要なことが多い(都市部は割高な傾向) | 徒歩・電車と併用しやすい |
| 郊外(戸建て中心) | 栗東・野洲・湖南・甲賀・東近江・竜王・日野など | 2台分を確保しやすい | 敷地内で足りることが多い | 幹線道路沿いに商業施設が多く便利 |
※ 駐車場の相場はエリアや立地で幅があります。
大津市・草津市などの市街地では月1万円を超える月極駐車場も見られる一方、郊外では数千円台のところもあります(不動産ポータル掲載情報等をもとにした2026年6月時点の傾向)。
ポイントは、駅近は「1台分の駐車場+電車」を前提にした街、郊外は「2台分の駐車場+車」を前提にした街という性格の違いです。
2台持ちを考えるなら、この前提の差を最初に押さえておくと、エリア選びがぶれにくくなります。
駅近で車を持つなら
駅近エリアの強みは、車と電車を併用しやすいことです。
通勤は電車、買い物や送迎は車、と役割を分けやすく、車の使用を必要な場面に絞りやすいエリアです。
一方で注意したいのが駐車場です。
駅近のマンションは1世帯1台分が基本で、機械式駐車場のことも多く、2台目は近隣の月極駐車場を借りることになります。
大津・草津など市街地では月極の相場が高めで、2台分の固定費がそれなりにかかる点は見ておきたいところです。
2台目の出番がそれほど多くない場合は、駅近なら、車が必要なときだけカーシェアを使う方法もあります。
守山駅や草津駅の周辺でカーシェアを利用できる場所もあり、「普段は1台、たまに2台目が欲しい」という使い方とは相性が良いエリアです。
郊外で車を持つなら
郊外エリアの強みは、2台持ちが前提として成り立っていることです。
戸建てなら敷地内に2台分の駐車スペースを確保しやすく、月極を別に借りずに済むケースが多くなります。
2台分の固定費を抑えやすいのは、郊外の分かりやすいメリットです。
車での買い物のしやすさも郊外の魅力です。
幹線道路沿いに大型商業施設が点在し、いずれも無料の大きな駐車場を備えています。
駐車場規模の例として、イオンモール草津(草津市)は約4,400台、ピエリ守山(守山市)は約2,800台、三井アウトレットパーク滋賀竜王(竜王町)は約5,000台規模(臨時含む)と、いずれも車での来店を前提にした施設です。
エリアによっては、名神高速の栗東IC・竜王IC、新名神高速の甲賀土山ICなどを使いやすい立地もあり、遠出やレジャーも車で動きやすくなります。
竜王町や日野町のように、世帯あたり保有台数が高い町なら、車中心の暮らしに街全体がなじんでいます。
一方で、郊外では車を使う前提の場面が増えやすいため、2台分の維持費(保険・税・燃料・車検)がかかる点は前提として見ておきたいところです。
道路・渋滞は事前に確認したい
車2台を活かすうえで、見落としがちなのが通勤時間帯の渋滞です。
滋賀で渋滞が起きやすいのは、大津南部の国道1号(瀬田川周辺)や、草津・栗東を通る国道1号・大津湖南幹線などです。
朝夕は主要な幹線道路に交通が集中しやすく、住む場所によっては通勤の動線が渋滞区間に重なることがあります。
近年は道路整備も進んでおり、国道1号の栗東水口道路など、バイパス整備で渋滞が緩和された区間もあります。
とはいえ、エリアを選ぶときは、ご自身の通勤ルートが混みやすい区間を通らないか、実際の時間帯で一度確認しておくと安心です。
ご自身の通勤先や家族の使い方に合わせて、車2台を無理なく置けるエリア・物件を具体的に知りたい方は、こちらから個別にご相談いただけます。
タイプ別・向いているエリア
共働きで2台をフル活用したい:栗東市・野洲市・東近江市・竜王町など、戸建てで2台分を確保しやすい郊外
普段は1台、たまに2台目が欲しい:大津・草津・守山などの駅近+必要時はカーシェア
とにかく余裕を持って2台を置きたい:竜王町・日野町・甲賀市など、世帯あたり保有台数が高い郊外
どのエリアにも、駐車場・買い物・通勤のどこかに強みがあります。
「車を何台、どう使うか」を先に決めておくと、間取りや価格だけでは見えにくいエリアの向き不向きがはっきりします。
まとめ
滋賀は全国平均より車の保有が多く、共働きや送迎で2台持ちも珍しくないエリアです。
駅近は「1台+電車・カーシェア」で身軽に、郊外は「2台分の駐車場+車」でゆとりを持って、という性格の違いがあります。
どちらが優れているということではなく、車の使い方・家族構成・通勤の動線に合うエリアを選ぶことが、長く満足できる住まいにつながります。
車2台を置けるエリア選びや、住まい探し(購入・賃貸)のご相談はお気軽にどうぞ。
ONZA EstateのLINEから、希望条件をお送りください。
関連記事
ONZA Estate | 滋賀・京都エリアの不動産仲介
データ出典:自動車検査登録情報協会「自家用乗用車の世帯当たり普及台数」(2025年3月末・全国平均)、滋賀県「本県の自家用自動車保有率の状況」(2021年時点・市町別)、各商業施設公式(駐車台数)、国土交通省 滋賀国道事務所(渋滞・道路)、2026年6月確認
駐車場相場は不動産ポータル掲載情報等をもとにした2026年6月時点の傾向です。施設情報は調査時点のもので、最新の状況とは異なる場合があります。