滋賀で新快速の始発駅に住むメリットは?座って通勤できる駅を整理

毎日の通勤で「座れるかどうか」は、満員電車に立ち続けるのと比べて、心身の負担がまったく違います。
その点で滋賀県には、JRの新快速や普通の始発となる駅が複数あり、朝から座って京都方面へ通える選択肢が残されています。

この記事では、滋賀のJR始発駅を取り上げ、「始発駅に住むメリット」と注意点、どんな人に向いているかを整理します。


なぜ「始発駅」に住むと通勤が楽になるのか

始発駅とは、その駅から発車する(始発・終着となる)列車が設定されている駅のことです。

始発列車は、その駅でいったん車内が空になってから発車します。
そのため、始発駅から乗れば、朝の通勤時間帯でも座って通える可能性が高くなります。
野洲駅の隣の守山駅のように、始発駅の次駅でも野洲始発の列車に乗れば座れる可能性があるケースもあります。

京都や大阪まで30分前後かかる駅でも、ずっと座って読書や仮眠ができるなら、立ったまま揺られる15分よりも快適に感じる人は少なくありません。
「所要時間の短さ」だけでなく「通勤の質」で住む駅を選ぶ、という考え方です。


滋賀の主なJR始発駅

滋賀県内でJRの始発列車が多く設定されている主な駅を整理すると、次のようになります。

路線京都駅まで(新快速)朝の始発列車駅周辺の地価の目安特徴
野洲琵琶湖線約28分平日朝7時台5本・8時台4本ほど約7万円/㎡車両基地が隣接し新快速・普通の始発が多い・終電も遅め
草津琵琶湖線約21分平日朝7時台3本・8時台2本ほど約17万円/㎡県南の商業中核・京都に近めで始発も一部ある
米原琵琶湖線約53分平日朝7時台5本・8時台3本ほど約4〜5万円/㎡新幹線も使える・価格は手頃だが京都へは遠め

※ 所要時間・始発列車は2026年6月時点のダイヤにもとづく目安です。
地価は2026年地価公示(国土交通省)の駅周辺の平均の目安で、駅からの距離や用途地域によって差があります。

このほか、湖西線でも堅田駅・近江舞子駅・近江今津駅などで普通列車(近江今津駅は一部の新快速)の始発が設定されており、湖西エリアでも座って京都方面へ通える選択肢があります。
大阪方面への直通有無は列車種別によって異なるため、時刻表で確認しておくと確実です。


始発駅の中心は野洲駅

滋賀の始発駅のなかでも中心的な存在が野洲駅です。

野洲駅には電車の留置・折り返しを担う車両基地が隣接しており、京都・大阪方面への新快速・普通の始発が多く設定されています。
平日朝の通勤時間帯にも当駅始発の列車が複数あり、並んで待てば座って通える可能性が高い駅です。

京都駅までは新快速で約28分、大阪駅までは約58分で、いずれも乗り換えなしの直通です。
京都発0時台の野洲行きがあるなど、京都方面からの帰宅にも使いやすい駅です。

野洲駅周辺の地価の目安は約7万円/㎡と、京都に近い駅と比べてかなり手頃な水準です。
「座って通勤できる」ことと「価格を抑えられる」ことを両立しやすいのが、野洲駅の大きな魅力です。

なお、野洲駅の隣の守山駅も、野洲始発の列車に乗れるため、座って通勤しやすい駅です。
守山駅は子育て世帯に人気のエリアでもあり、住環境と通勤の快適さを両立したい方に向いています。


始発駅に住むメリット

始発駅やその近くに住むと、通勤面で次のような利点があります。

座って通勤しやすい:朝から座れるため、長めの乗車時間でも負担が少ない

終電面で有利な場合がある:野洲駅のように終着列車が設定されている駅では、京都方面からの終電が遅めに残りやすい

野洲駅・米原駅では価格を抑えやすい:京都に近い駅と比べて地価が手頃。一方で草津駅は商業中核として地価水準が高め

通勤時間そのものは長くても、「座れる時間」を読書・仮眠・在宅勤務の準備などに使えれば、時間の感じ方は変わってきます。
在宅勤務と出社を組み合わせる働き方が広がるなか、こうした選び方の価値は以前より高まっています。
ご自身の通勤スタイルや予算に合う駅・物件を具体的に知りたい方は、
こちらから個別にご相談いただけます。


知っておきたい注意点

一方で、始発駅を選ぶ際には次の点も踏まえておくと安心です。

まず、始発駅は京都の中心部から距離が出やすく、所要時間は長めになりがちです。
野洲駅で京都まで約28分、米原駅では約53分と、近さを最優先する場合には向かない選択肢もあります。

また、始発列車に座って乗るには、発車時刻に合わせて少し早めにホームへ並ぶ必要があります。
すべての時間帯に始発があるわけではないため、ご自身の通勤時間帯に始発列車があるかは、事前に時刻表で確認しておくと確実です。

「速さ」と「座れる快適さ・価格」のどちらを優先するかで、選ぶべき駅は変わってきます。


こんな人に向いている

始発駅に住む選び方は、次のような方に向いています。

通勤時間が多少長くても、座って快適に通いたい

帰りが遅くなることがあり、遅い終電を確保しておきたい

価格を抑えて、京都・大阪へ直通できるエリアに住みたい

在宅勤務と出社を組み合わせ、出社日は移動時間を有効に使いたい

逆に、京都中心部への近さを最優先したい方は、始発駅以外の京都寄りの駅も含めて検討するとよいでしょう。


まとめ

滋賀には、野洲駅を中心に、草津駅・米原駅・湖西線の各駅など、JRの始発列車を使って座って通える駅が複数あります。

なかでも野洲駅は、始発の多さ・終電の遅さ・手頃な価格がそろい、「座って通勤」と「価格の抑えやすさ」を両立しやすい駅です。
隣の守山駅も野洲始発の恩恵を受けやすく、住環境とあわせて検討する価値があります。

通勤は「速さ」だけでなく「座れる快適さ」でも選べます。
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データ出典:国土交通省「地価公示」(2026年)、JRおでかけネット時刻表(2026年6月確認)

掲載・参考データは調査時点のものであり、最新の状況とは異なる場合があります。