滋賀で資産価値が落ちにくい駅は?売りやすさを支える条件と駅を整理

家を買うときは、将来売ったり貸したりする場面も見据えて、「資産価値が落ちにくいか」を考えておくと安心です。
長く住むつもりでも、ライフステージの変化や転勤などで売却・賃貸を検討する場面は訪れるかもしれません。
同じ滋賀県内でも、資産価値の落ちにくさは駅や立地によって大きく変わります。

この記事では、滋賀の地価の動きをふまえながら、資産価値が落ちにくいエリアの条件と、それを備えるJR沿線の駅を整理します。


滋賀の地価は上昇しているが「二極化」している

2026年(令和8年)の地価公示によると、滋賀県全体の地価は全用途の平均で前年比+1.7%と、3年連続で上昇しています。

ただし、県内すべてが一律に上がっているわけではありません。
JR琵琶湖線の駅から徒歩圏内や、交通利便性の高いエリアでは上昇地点が多い一方、駅から離れた郊外の住宅地では横ばいや下落となっている地点もあり、「二極化」の傾向が続いています。

つまり、滋賀で資産価値の落ちにくさを考えるうえでは、「どの市か」よりも「どの駅の、どのくらいの距離か」が大きな分かれ目になります。


資産価値が落ちにくいエリアの3つの条件

将来にわたって資産価値が落ちにくいかどうかは、次の3つの視点で見るとわかりやすくなります。

1. 将来も需要が厚いか

最も大切なのが、これからも人が集まり続けるかどうかです。
新快速で京都方面へ出やすく、駅によっては大阪方面への通勤利便も高いエリアは、人口が維持・増加しやすく、中古になっても買い手が見込めます。

加えて、駅・商業の中核・大学・官公庁といった「簡単には移転しない需要のもと」が近くにあると、需要が長く保たれやすくなります。
こうした需要のもとに近い場所ほど、その周りに住みたい人が円を描くように集まり、需要が厚くなります。

2. 駅近の希少性があるか

需要のもとに近い土地ほど、同じ条件かそれ以上の立地が物理的に少なくなります。
すでに建物が建ち並ぶ駅前は新たな供給が増えにくく、駅徒歩圏の物件は希少性が保たれやすいという特徴があります。

3. 買い手の属性が多様か

DINKS・共働きファミリー・単身者・京都通勤の世帯など、その物件を必要とする買い手の属性が幅広いほど、ライフステージの変化や転勤などで売却を検討する局面でも、相手を想定しやすくなります。
「価格が高い=資産価値が高い」ではなく、必要とする人がどれだけいるかが本質です。


滋賀でこれらの条件を備える主な駅

上記の条件を備えるJR沿線の主な駅を、最新の地価の動きとあわせて整理します。

資産価値を支える主な要素2026年の地価の動き(駅周辺の代表地点)
草津県内最大の人口増・県内最多級の乗降・新快速・商業の中核・駅西口の再開発(2027年開業予定)。商業利便と再開発を重視する方向け大路1丁目で前年比+11.84%(7年連続県内最高価格)
南草津立命館大学による学生・若い世代の需要・新快速・駅周辺のまちづくり。大学・若年需要を重視する方向け野路1丁目で前年比+9.98%、南草津1丁目で+9.50%
大津県庁所在地の中心・新快速で京都へ約9分・駅前の再開発。京都通勤を重視する方向け中央3丁目で前年比+13.92%(県内でも高い上昇率)
守山人口増・子育て支援・整った街並み・新快速・市長期ビジョン2035。落ち着いた住環境を重視する方向け人口増や街並み整備など需要を支える要素あり
大津京京都に近い・計画的に整備された街・新快速(湖西線)。京都通勤を重視する方向け松山町で前年比+11.11%
石山JRと京阪が使える結節点・生活利便・新快速。複数路線の利便性を重視する方向け駅周辺で上昇傾向

※ 地価の動きは2026年地価公示(国土交通省)の駅前・駅周辺の代表的な地点の例で、地点の用途や距離によって変動率は異なります。

これらの駅に共通するのは、新快速などで京都方面へ出やすく、人口や需要を支える要素が複数あり、駅周辺の地価が上昇基調にある点です。
ご自身が検討している駅や物件が「落ちにくい条件」をどの程度備えているかを具体的に知りたい方は、
こちらから個別にご相談いただけます。


知っておきたい注意点

資産価値の落ちにくさを見るときは、次の点も押さえておくと安心です。

まず、「価格が高い駅=落ちにくい」とは限りません。
大切なのは価格の高さそのものではなく、その物件を必要とする買い手の属性が一定数いるかどうかです。

また、同じ市内でも、駅徒歩圏と郊外とで地価の動きが分かれる二極化が続いています。
駅からの距離や、生活利便施設の充実度によって、落ちにくさは変わってきます。

加えて、長く安心して住み、将来も価値を保つうえでは、ハザードマップで浸水・土砂災害などのリスクを確認しておくことも大切です。


まとめ

滋賀の地価は3年連続で上昇していますが、その中身は「駅徒歩圏は上昇、郊外は横ばい・下落も」という二極化が進んでいます。

資産価値が落ちにくい駅を選ぶ鍵は、新快速などでの京都方面アクセス、人口や需要を支える複数の要素、駅近の希少性、そして買い手の属性の幅広さです。
草津・南草津・大津・守山・大津京・石山といったJR沿線の駅は、これらの条件を備え、地価も上昇基調にあります。

ただし、同じ駅でも物件ごとに条件は異なります。
ご自身の予算や希望に合う住まい探し(購入・賃貸)のご相談はお気軽にどうぞ。
ONZA EstateのLINEから、希望条件をお送りください。


関連記事


ONZA Estate | 滋賀・京都エリアの不動産仲介

データ出典:国土交通省「地価公示」(2026年)、滋賀県の人口統計(国勢調査令和7年)、草津駅西口再開発関連資料、各市のまちづくり資料(2026年6月確認)

掲載・参考データは調査時点のものであり、最新の状況とは異なる場合があります。