南草津駅と栗東駅、どちらに住む?通勤・街の性格・価格・資産性で比較
南草津駅と栗東駅は同じ琵琶湖線で2駅ほど離れていますが、駅の性格はかなり異なります。
南草津駅は新快速が停まり、立命館大学の学生や子育て世帯でにぎわう人気エリアです。
一方の栗東駅は、区画整理された街並みに戸建てが広がる、落ち着いた住宅都市です。
この記事では、通勤アクセス・街の性格・住宅価格・資産性の観点から両駅を比較し、「どんな人にどちらが向いているか」を整理します。
2駅の基本データをまず比べる
| 項目 | 南草津駅 | 栗東駅 |
|---|---|---|
| 路線・種別 | JR琵琶湖線・新快速停車(草津市) | JR琵琶湖線・普通停車(栗東市) |
| 京都駅まで | 新快速で約18分(直通) | 普通の直通で約28分 |
| 大阪駅まで | 新快速で約47分(直通) | 約57分(草津で新快速乗換) |
| 駅周辺の主な商業 | フェリエ南草津(東口直結) | アル・プラザ栗東(東口側) |
| 駅近の公示地価(住宅地) | 約14万円/㎡前後(駅前のマンション地点はさらに高い) | 約14〜15万円/㎡(駅勢圏は約10万円台) |
| 住まいの中心 | マンション中心の街 | 戸建て中心の新興住宅地 |
※ 地価は公示地価(国土交通省)の駅周辺住宅地における参考値、所要時間はJRおでかけネット時刻表(2026年6月確認)にもとづく目安です。
南草津駅と栗東駅は、ともにJR琵琶湖線の駅でありながら、新快速の停車有無や住まいの中心が異なります。
通勤の速さとにぎわいを取るなら南草津駅、落ち着いた戸建ての住環境を取るなら栗東駅という違いが、まず大きなポイントになります。
京都・大阪への通勤アクセス
通勤を考えるうえで、京都・大阪への所要時間と乗り換えの有無は重要なポイントです。
南草津駅|新快速停車で京都・大阪へ速い
南草津駅は新快速停車駅で、京都駅まで新快速で約18分、大阪駅まで約47分と、乗り換えなしで通勤できます。
日中も新快速・普通をあわせて本数が多く、京都・大阪方面への通勤のしやすさが大きな強みです。
立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)の最寄り駅でもあり、朝夕は学生や通勤客で活気があります。
栗東駅|普通停車、草津での乗換も使える
栗東駅は普通が停まる駅で、京都駅までは普通の直通で約28分です。
大阪方面へは、隣の草津駅で新快速に乗り換えると約57分でアクセスできます。
日中も1時間あたり4本程度が確保されており、大阪方面は草津駅で新快速に接続すると速達性を補えます。
加えて、名神栗東インターチェンジや新名神栗東湖南インターチェンジを利用しやすく、車での移動がしやすいのも特徴です。
通勤の速さと乗り換えのなさでは南草津駅、車も含めた移動のしやすさと落ち着いた住環境では栗東駅に、それぞれの良さがあります。
街の性格と住環境
南草津駅|立命館とともに発展した、にぎわいの街
南草津駅は、立命館大学びわこ・くさつキャンパスの最寄り駅として、学生も多いエリアです。
草津市は人口増加が続いており、若者や子育て世帯が集まる住宅需要の高いエリアとして知られています。
駅東口には複合商業施設「フェリエ南草津」が直結し、商業施設のほか図書館などの公共施設も入っています。
駅周辺はマンションを中心に開発が進み、駅直結の施設で日常の買い物や生活サービスを済ませやすい点が魅力です。
栗東駅|区画整理された、戸建て中心の住宅都市
栗東駅は1991年の開業に合わせてまちづくりが進められ、区画整理された整然とした街並みが広がります。
戸建てを中心とした住宅地が広がり、ゆとりある住環境を求める子育て世帯に支持されてきました。
駅東口側には平和堂の「アル・プラザ栗東」があり、食料品から専門店まで日常の買い物に便利です。
栗東市内には、芸術文化会館「さきら」やJRA栗東トレーニングセンターもあり、競馬のまちならではの環境も身近にあります。
南草津駅は駅直結の施設で生活が完結しやすいにぎわい、栗東駅は車も活かせる戸建て中心の落ち着き。
暮らしの好みによって、心地よく感じる街は変わってきます。
住宅価格と相場感
駅近の住宅地で見ると、公示地価は両駅とも1平方メートルあたり約14万円前後と、大きくは変わりません。
南草津駅は駅前のマンション需要を背景に、駅至近のマンション適地ではさらに高い水準の地点もあります。
一方の栗東駅は、駅勢圏に出ると約10万円台の住宅地も見られ、土地を確保しやすい傾向があります。
中古物件の中心は、駅ごとに性格が分かれます。
南草津駅:マンションが中心市場で、中古マンションの中央値は約3,780万円(SUUMO掲載物件の集計)
栗東駅:戸建てが中心市場で、中古戸建ての中央値は約3,180万円(SUUMO掲載物件の集計)
物件の種類が異なるため、価格をそのまま比べることはできませんが、南草津駅は駅近マンション、栗東駅はゆとりある戸建てという、それぞれの中心市場の違いが相場にも表れています。
同じ予算でも、駅近の利便性を取るか、土地と建物のゆとりを取るかで、選ぶエリアが変わってきます。
ご自身の年収や頭金でどのエリア・物件が無理のない範囲かを具体的に知りたい方は、こちらから個別にご相談いただけます。
資産性・将来の売りやすさ
長く住むつもりでも、ライフステージの変化や転勤などで売却を検討する局面はあり得ます。
そのときに「買い手が見つかりやすいか」は、物件選びの大切な視点です。
南草津駅周辺は、新快速停車と駅近の利便性を背景に、中古物件の需要が見込まれやすいエリアです。
京都・大阪へ通勤する共働き世帯やDINKS、立命館大学に関わる需要など、買い手の属性を想定しやすいことも、流通のしやすさにつながります。
栗東駅周辺は、区画整理された住宅地ならではの整然とした街並みと、戸建ての手に入れやすさを背景に、底堅い需要があるエリアです。
ゆとりある住環境を求める子育て世帯や、車を使う暮らしに価値を感じる世帯に支持されています。
「価格が高い=資産性が高い」というわけではありません。
重要なのは、その物件を必要とする買い手の属性が一定数いるかどうかです。
その観点では、南草津駅は駅近の利便性とアクセス、栗東駅は戸建ての住環境と手に入れやすさが、それぞれの強みになります。
こんな人には南草津駅、こんな人には栗東駅
南草津駅が向いている人
京都・大阪へ新快速で速く、乗り換えなしで通勤したい
駅直結の施設で買い物や生活サービスを完結させたい
マンションを中心に住まいを探している
にぎわいのある活気ある街の雰囲気を好む
注意点:駅近マンションは人気が高く、価格水準も高めです。
予算と希望条件のバランスを確認しながら物件を探すことが大切です。
栗東駅が向いている人
戸建てを中心に、ゆとりある住環境で暮らしたい
区画整理された落ち着いた街並みを好む
名神・新名神を使った車での移動を重視する
通勤は草津での乗り換えや車の利用も許容できる
注意点:京都・大阪への通勤は、草津駅での乗り換えや普通停車であることを踏まえて検討が必要です。
通勤時間と住環境のバランスを確認しておきましょう。
どちらが優れているという話ではありません。
駅近の利便性とアクセスを取るか、戸建ての住環境と落ち着きを取るか。
ライフスタイルと優先順位によって、最適な選択は変わります。
まとめ
南草津駅と栗東駅は、同じJR琵琶湖線にありながら、駅の性格が大きく異なります。
南草津駅は新快速停車で京都・大阪へ速く、駅近の利便性とにぎわいが魅力です。
立命館大学の最寄り駅として活気ある街で、マンションを中心に住まいを探しやすいエリアです。
栗東駅は区画整理された戸建て中心の住宅都市で、ゆとりある住環境と手に入れやすさが魅力です。
草津での乗り換えや車を活かせば、通勤や暮らしの選択肢も広がります。
どちらのエリアでも、住まい探し(購入・賃貸)のご相談はお気軽にどうぞ。
ONZA EstateのLINEから、希望条件をお送りください。
関連記事
ONZA Estate | 滋賀・京都エリアの不動産仲介
データ出典:国土交通省「地価公示」、JRおでかけネット時刻表(2026年6月確認)、SUUMO(2026年6月時点の掲載物件を集計)
掲載・参考データは調査時点のものであり、最新の状況とは異なる場合があります。