【ONZA的市況ニュース】学者でも利上げの是非分かれる、今後の方向性は
2026-04-25

記事内容
2026.04.25の日経新聞で、日銀の利上げ判断について、経済学者の間でも見方が分かれていると報じられました。
現在、日本では中東情勢の影響などを背景に、原油価格の上昇や円安による物価上昇への懸念が高まっています。その中で、金融政策として金利を引き上げるべきかどうかが議論となっています。
調査では、
・「利上げすべき」30%
・「利上げすべきでない」28%
・「どちらとも言えない」40%
と意見が大きく分かれる結果となりました。
利上げに賛成する立場では、現在の低金利が円安を招き、輸入物価の上昇を通じて物価高を助長していると指摘されています。金利を上げることで円高方向に動けば、物価の安定につながる可能性があります。
一方で反対意見としては、今回の物価上昇は原油価格などの外部要因による「コストプッシュ型インフレ(企業のコスト増による値上げ)」の側面が強く、利上げによって抑えきれない可能性があるとされています。さらに、企業の負担増や消費の冷え込みを通じて、景気が悪化するリスクも指摘されています。
また、物価上昇と景気悪化が同時に起きる「スタグフレーション」への懸念もあり、慎重な判断を求める声も多く見られました。
ポイント
👉 今回の論点
・インフレの原因は何か(需要かコストか)
・利上げでどこまで効果があるか
・副作用として景気にどう影響するか
👉 賛成派の主張
・低金利 → 円安 → 輸入物価上昇
・利上げ → 円高 → 物価安定の可能性
👉 反対派の主張
・今回はコスト増(原油など)が原因
・利上げは需要には効くが、供給要因には効きにくい
・景気悪化リスクが大きい
👉 結論
・どの選択にもメリット・デメリットがあり、判断が難しい局面
不動産との関係
👉 金利と不動産は強く連動
・利上げ → ローン金利上昇 → 購入負担増
・据え置き → 資金調達しやすい環境維持
👉 ただし今回のポイントは少し異なる
・インフレ(物価上昇)が継続する可能性
・円安が続く可能性
👉 その場合
・現金の価値は相対的に目減り
・実物資産(不動産など)は相対的に価値を維持しやすいと考えられる
👉 一方でリスクも存在
・金利上昇局面では価格調整の可能性
・景気悪化時は賃料・需要に影響する可能性
ONZAとしての整理
今回の本質は、
👉 「インフレにどう対応するか」と「景気をどう守るか」のトレードオフ
現状は、
・原油や為替によるコスト上昇
・賃金上昇は限定的
という状況から、
👉 インフレの持続性と景気の弱さが同時に存在する可能性
この場合、
・利上げ → 円安抑制・インフレ抑制の期待
・据え置き → 景気維持だがインフレ長期化の可能性
どちらの選択にもリスクがあります。
また、インフレが続いた場合、
・金融資産や実物資産の価格上昇
・一方で実質賃金の低下
👉 結果として格差が広がる可能性も考えられます
まとめ
👉 今は「正解がない局面」
その中で重要なのは
👉 一つのシナリオに賭けないこと
具体的には
・現金だけに偏らない
・インフレに対応できる資産を持つ
・金利上昇にも耐えられる設計にする
👉 行動指針
・資産は分散(金融資産+実物資産)
・借入は無理のない範囲で設計
・短期ではなく中長期で判断
特に不動産においては、
👉 「立地・資産性・流動性」を重視した選定がより重要になる局面と考えられます
ご相談について
投資用でご検討の方
現在のようにインフレ・金利の方向性が読みにくい局面では、物件選びや資金計画によって結果が大きく変わる可能性があります。
資産全体を踏まえた上での投資設計についてもご相談いただけます。
売却をご検討の方
金利動向や市場環境によって、不動産価格の動きも変わる可能性があります。
現状の市場を踏まえた売却タイミングや戦略の整理が重要です。
居住用でご検討の方
金利や物価の動きにより、購入判断が難しい局面です。
ライフプランに合わせた無理のない購入判断を一緒に整理できます。
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